優しい空

 

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こんにちは。

 

イマジンの猪狩です。

 

悲しい想いにさせてしまったら申し訳ないのですが、

先日、大切な友人の親戚のお子さんが2か月という短い命を終えました。

 

原因不明の全身性の炎症で

生まれてから病院をでられずにいたそうです。

 

小さい体で透析もして、

がんばって、がんばって、最後はご両親の腕の中で天国にいったそうです。

 

私は、昔、流産をしてお腹の子を亡くしたことがあります。

あまりにあっけなく終わる摘出の手術。

動き出したのを確認したのに、止まってしまった心臓。

お腹に命があったのに、もうなにもないという喪失感。

 

 

「次があるよ」と私のために声をかけてくれたんだ、とわかっていても、

次ってなに?この子は今この時しかいなかったのに!と受け入れられませんでした。

まだ見たこともないわが子だけれど、電車の中で涙が止まらずボロボロ泣いてしまったことを思い浮かべました。

 

その子のご両親のお気持ちを思うと、言葉がでません。

 

悲しいお知らせを聞いた次の日、

朝、保育園に行こうと外にでたときに息子が言いました。

 

「ママ、きょうは、そらがやさしいねー」

 

びっくりしました。

今までそんなことをいったことがなかったのに、

悲しい話も伝えてはいないのに。

 

空を見上げると、

雲のすき間からキラキラした光がこぼれでていました。

 

あの子が笑ってるのかな。

そうだね、今日の空はとても優しいね。