ブロリコ開発秘話

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ブロリコに関心をお持ちいただきありがとうございます。

 

さて、私はもともと調剤薬局の経営をしていました。

ゼロから立ち上げ、110店舗にまで拡大することができました。

 

調剤薬局の患者さんはほとんどが糖尿病、高血圧、脂質異常(高脂血症)

などの慢性疾患の患者さんです。

 

私たちはその患者さんにお薬を出すのですが、

その薬は病気を治す薬ではなく、

あくでも「血圧を下げる」などの対症療法です。

 

血圧が上がるのには体の中に「原因」があるのですが、

その原因を解決する訳ではないのです。

 

私は自分で薬局を経営しながら、

そういう薬物療法に限界を感じるようになりました。

 

慢性疾患は生活習慣病といわれるように、

生活習慣を変えることで病気を予防したり、改善したりすることができます。

 

でも、生活習慣を変えるのは誰にとっても大変なことですよね。

 

だって、

「良い生活習慣」って、

毎日運動しろ、とか、

食事は食べ過ぎるな、とか、

お酒は控えめに、とか、

辛いことばっかりなんです(笑)。

 

そんな時に、10年ほど前から、

「機能性食品」というものに注目するようになりました。

一部の食品には、病気を予防したり、改善したりする「機能」があるのです。

 

ちょうどそのころ、

東京大学薬学部の教授がカイコを使って、

医薬品や食品の研究をしていることを知りました。

カイコを使うことで免疫力の測定をすることができるというのです。

 

早速、コンタクトをとって、共同研究を始めました。

免疫力の高い食品を探す研究です。

 

私たちは、免疫を高めるといわれている、

アガリクス、

メカブフコイダン、

プロポリス

を初めとして、何十種類もの成分を使って実験を行いました。

 

何十種類もの成分を何通りもの抽出方法で試したため、

何百回という実験を来る日も来る日もカイコを使って行いました。

 

それでもなかなか納得のいくような免疫活性成分は見つかりませんでした・・・

 

最後には資金も枯渇して、家族やカード会社から借金をする羽目になりました。

さすがに、この歳になって親からお金を借りるのは、涙がでました。

 

そんな中で、ある時、ブロッコリーから特殊な方法で抽出した成分に

とても高い免疫活性があることを発見しました。

 

研究を始めてから、実に5年の歳月が経っていました。

 

この成分は、世界で全く新規のものだということもわかり、

「ブロリコ」という名前をつけました。

 

この名前、いくつかの候補のなかから、

当時5歳だった私の長男、和貴が選んだんです。

 

その和貴も今では高校3年生になり、

スイスの学校に留学しています。

 

それはさておき、ブロリコを発見することができ、

多くの人の健康に貢献することができたことは、

とても嬉しく、困難を乗り越え、

信念を通して、本当に良かったと思います。