アメリカでの看護

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はじめまして!

イマジン・グローバル・ケア株式会社の猪狩と申します。

 

勝手ながら、ご連絡をできることを非常に嬉しく思います。

ありがとうございます。

 

私がイマジン・グローバル・ケアにきて、6年目になります。

 

高校卒業後、外の世界にいってみたいと思い、アメリカのテキサスに大学に留学しました。

アメリカにいったことをすごい、と言われるのではなく、アメリカで学んで、みにつけたことをすごい、といってもらえるようになりたい、と思っていました。

 

親に相談したところ、本当に行きたいの?一人で大丈夫なの?と言われることもなく、「行きたいなら、行ってきなさい」と送り出してくれました。信じて、任せてくれた親に、とても感謝しています。

 

大学時代、何を学ぼうか考えていたときに、

祖父が大腿骨を骨折してしまい寝たきりになってしまいました。

健康とは、どんな人にも必ず密接してくる、人生のベースとなる部分だ、と思い、

看護学を志すようになりました。

 

アメリカで看護を学ぶのは、大変ながらも楽しかったです。

まず、大学に入ってからも、看護学部は実習があるため、入れる生徒数が限られ、

大学3年生になるときに看護学部に入る試験があります。

大学に入ってからまた受験。

落ちたら、進学が半年遅れるので必死に勉強しました。

 

また、看護学部はA、B、C、Dの評価でC以下を2回とったら、キックアウト(学部から退学)させられます。

慣れない英語で、解剖学、薬理学、小児、産婦人科・・・・と医療用語に四苦八苦し、辞書をひきながら勉強する日々でした。

 

初めての実習で、こんなこともありました。

ただでさえ、緊張する初の実習。実習生も一応担当をもたせてもらえます。

今日、担当させてもらいます。お願いします、と伝えたところ

「私は黄色人種に担当してもらいたくないわ」とズバッと言われたこともありました。目もあわせてもらえない。

しばらくは、実習恐怖症になりました。

 

ただ、もちろんこんな方ばかりでなく、実習生を見守ってくれる患者さんも多くいました。

患者さんの体の状況もそうですが、よく眠れる状況か、痛みによる気持ちのつらさはないか、病院で入院することのつらさはないか、と少しでも心に寄り添う看護をしよう、と未熟ながら思っていました。

ある実習の終わりの日、「You made my day!(あなたのおかげでとても良い日になったわ)」と言ってもらえた時は、喜んでもらえたことに小躍りしそうでした!

 

今もあのときに気持ちと変わらず、健康というキーワードに人を支えたいという気持ちで日々、精進しています。